大きなマストレンドがなくなってきたので、ニッチを狙ったコンセプト特化型のブランドが増えてきています。
BASEのように無料でネットショップが開設できるサービスの登場で、ブランド立ち上げのハードルも下がってきています。
身体的な特徴を切り口としたコンセプトで立ち上げているブランドをまとめてみました。
ブランド創始者自身が、一般的なサイズ展開の範疇だと選択肢が少なく、気に入るものがないので、自分でブランドを立ち上げたというパターンが多いですね。
1.シンデレラバスト(貧乳)向けランジェリーブランド「Feast」
ハヤカワ五味氏が多摩美術大学在学中にバストが小さい人向けのランジェリーブランドとして立ち上げました。緻密なSNSプロモーションで口コミを呼び、瞬く間に人気ブランドとなりました。現在はラフォーレ原宿に実店舗も出店しています。
2.胸が大きい人向けブランド「overE」
自身も胸のサイズが合う服が少なく、悩んでいた和田真由子氏が創業。アパレル未経験からブランドを立ち上げ、同じ悩みをもつ女性からSNSで口コミで広がりました。
3.胸が大きい人向けブランド2「HEART CLOSET」
自身も胸のサイズが合う服が少なく、悩んでいた黒澤 美寿希氏が創業。イラスト制作/クリエイターマネジメントを行う会社を経営していましたが、overEと同じく、アパレル未経験からブランドを立ち上げ、同じ悩みをもつ女性からSNSで口コミで広がりました。
4.背が高い人向けブランド「ATEYAKA」
身長180㎝の大倉 加奈子氏が、日本の良き伝統と高身長を掛け合わせたコンセプトをもつ長身女性専用の和風アパレルブランドとしてブランドを立ち上げています。
5.中途半端なデブのためのブランド「,maybe a bit chubby?(メイビー ア ビット チャビー?)」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000025517.html
自分は中途半端なデブだと信じるブランドディレクター野村が、業界随一の中途半端なデブ友・アソビシステム株式会社代表 中川氏とコラボした中途半端なデブのためのブランドです。
イタリア人の父・日本人の母を持つ世界的ファッションプロデューサー ニコラ・フォルミケッティの実弟であるアンドレア・フォルミケッティがディテールの監修でなかなか手の込んだ作りなのですが、現在はもうブランド休止中のようです。
お遊び的なネタ企画だったのかもしれません。
まとめ
アパレル業界も小ロットでモノづくりできるようになってきているので、自分の来たい服がないなら、自分で作る時代なのかもしれません。
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